あなたの商品は売れる商品?
こんにちは。
コピーライターの山崎 嵩幸です。
「あなたの商品は売れない商品ですね」
もし誰かにこんなことを言われたら気分が悪くありませんか?
最初に申し上げます。
この記事は人によっては読んでいて気分が悪くなる可能性があります。
ですが、売れる商品とはどういったものなのか? を真剣に考えて書く内容になります。
なので、人によっては「なるほどね」と思われるかもしれませんし、
自分の扱っている商品が「売れない商品」だと言われているみたいで「ふざけるな」と言いたくなるかもしれません。
ただ、そういった「商品が売れない」場合にどう改善すればいいのか、を考えた内容になります。
このような内容の記事が嫌であれば、読み飛ばしてください。
世の中のほとんどの商品は「売ってゆく商品」
売れる商品と売ってゆく商品の違い
まず初めに、少し考えていただきたいのですが、
売れる商品ってどんな商品のことを言うのでしょうか?
「商品力のある商品のことだよ」
と言う方もいるでしょう。
じゃあ「商品力」って何なんでしょうか。
- ものすごく高級な素材を使った商品
- 特定の層にとても響く商品
- テレビなどでバンバン宣伝をしている商品
などを想像されるかな、と思うのですが、何かしっくりこないんですよ。
なので、僕は少し考えたときがありました。
「売れる商品」とは一体どんな商品なんだろうか、と。
それと逆に「売ってゆく商品」というのは、悪い言い方をすると「売れにくい商品」「売れない商品」とも言えます。
売りにくい物を売るために、コピーライティングを筆頭としたマーケティングの力が必要になってくるわけなのですが。
その「売れる商品」と「売れない商品」にはどんな違いがあるのか。
考えた結果、一つの答えを出すことができました。
それは、「売ろうとしなくても自然と買ってゆくかどうかの違い」なのではないでしょうか。
例えば、ターゲットのお客様の目の前に「ポンッ」と置いて、売れる商品と売れない商品です。
売れる商品の場合、何も言わないでも買ってゆく。
売れない商品の場合、売ろうとしなければ売れてゆかない。
この差はかなり大きいですよね。
「売ろうとする」というのは、お客様との関係性作って、必死にセールストークして……というような商品です。
労力が半端なくかかります。売るためにいくつものステップを踏む必要があります。
ですが、売れる商品はそのステップが何も必要ありません。
ただ目の前に置かれれば、欲しい人は勝手に買ってゆく。
そういった商品のことを指す、と考えています。
どんな商品が売れる商品なの?
個人事業主、経営者関係なく、これは永遠の課題だと思うんですね。
売れる商品が一つ手元にあるだけで、商売はとても安定することが目に見えています。
だからこそ商売人にとって売れる商品を持つというのは、商売人にとって切っても切り離せないテーマです。
実際、僕も売れる商品とは何かを考えて、日々追い求めています。
そして、一つ答えを出すとしたら、「毎日必要となる商品」です。
例えば僕ならば、まずは衣食住です。
毎日三食。生活するのに困らない衣服、住居。
最低限これに関連するものは必要になるわけです。
何が言いたいかと言うと、
人の暮らしを見ていると、売れる商品の答えは自然と見えてくる
のですよね。
はっきりと見えるわけではなくても、おぼろげに見えてきます。
そうなると、誰に教わるわけでもなく、「答えは毎日の生活の中に既に存在している」、が答えになります。
例えば寝るためならば寝具が必要、
食事をするならば家具や食器が必要、
そして食べるもの自体が必要。
歯の健康を保つために歯磨きが必要。
仕事に出かけるならば、着てゆく服が必要。
遠くへ向かうならば自転車やバイク、車などの交通手段が必要。
そんな風にして、生活の中に自然と溶け込める商品こそが「売れる商品」といえる。
ということが一つの答えだということにたどり着きました。
例えば、スーパーマーケットやホームセンターに置いてある商品は、置いておくだけで自然と売れてゆくものばかりなんですよね。
そういった商品をあえて集めているのだと思うのですが。
でも世の中の9割以上は売れない商品
ここまで話しておいてなんですが、この基準で考えると、世の中にあるほとんどの商品は残念ながら「売れない商品」のカテゴリに属してしまいます。
言い換えると、「必死にならないと売れない商品」です。
ちなみにサービス提供型である無形商品のほとんどは、ここに入ります。
絶対に必要ではない商品、ですね。
中には好きで扱っている人も多くいますし、「本当は有形商品を扱いたいのだけれど、事情があって扱えない」という理由で無形商品を扱っている人もいると思います。
分かった上で、好きだから扱っているならばいいのだと思うのですが、そうではなく扱っているのだとしたら、やはり売れる商品を持つということを意識していきたいですね。
現状、売りにくい商品が多いからこそ、売ってゆく方法が尚更必要な世の中になっているのでしょう。
まとめ
売れる商品と売ってゆく商品の違い、について考えた内容でした。
誰しも「売れる商品を持ちたい!」と考えると思います。
ただ、現実はそれがなかなかできないからこそ、上手くいく人もいれば、苦しい人も存在しているわけですよね。
売れる商品を保つためには、そのために資金が必要になることが多くあります。
何しろ、売れる商品は扱う側だってみんな扱いたがるわけで、そのために競争になって資金が必要になることもあるでしょう。
現状、売りにくい商品を扱っている人が大半だと思います。
だからこそ、売り方をしっかりと身につけていくことが必要かなと僕は考えています。
売り方を身につけた上で、売りやすい商品を手にしたら、きっと商売の状況は大きく変わってゆきますよね。
理想の売れる商品は何があるか、あなたの周りでも探してみてください。