反応率が上がる見出しのポイントを2つ厳選してみる
こんにちは。コピーライターの山崎です。
今日は、反応率が上がりやすくなる
見出しのポイントを3つ厳選してお伝えしていきます。
文章において「見出しが大事だよ」というお話は以前にいたしました。
なぜなら、見出しが良くないと
人はその見出しで始まる文章を読まないからです。
読んでもらえない文章は存在しないのと同じ。
存在しないということは、反応率はもちろん0。
つまり「売れない」ということを指します。
例えば、広告を使って週末のセールを告知したいとするじゃないですか。
用意したチラシには「週末大セール!」と書いたとします。
でも、この週末大セール!に興味を持ってもらえなかったら、
その続きに書いてある特価商品すらも目に留まることはありません。
例え品薄のマスクを必死の思いでたくさん手に入れて、
それを販売しようとしても、
見出しでマスクを必要としている人の興味を引けなかったら、
全て売れずに「無駄」になってしまうということなんです。
マスクなら腐らないからいいですが、
これが食料品となったらどうですか?
お客様が来てくれなかったら、売れ残りは全部廃棄です。
これは恐ろしいことですよね?
ですから、見出しで注意を引くというのはとても大事なことなんですね。
効果の高い見出しポイント3選
ここから見出しに入れると効果の高いポイントを、
3つに厳選してお伝えしていきます。
今日から使えるようなポイントをお伝えしますので、
ご自身の広告で試してみてくださいね。
SNSでも使えると思います。
良い見出しか悪い見出しかは、
ポイントを抑えているかどうかを見るとm
お客様の目に触れる前でもある程度判別することはできます。
ただ、本当にどんな反応になるか、
厳密にはお客様に見せてみなければ数字は出てきません。
少しでも良い数字を出せるよう、ポイントを抑えてみてくださいね。
「1」,3秒で興味を惹き付けられる見出しとなっている?
はい出ました。
3秒ルールです!
3秒って短いです。
一瞬目に入って、そこで興味を持ってもらえなければ終了です。
逆にここから言えることは、
3秒で惹き付けるためには、
一瞬で理解できる魅力的な内容である必要があります。
そして、3秒で判断できる要素というと
短くて簡潔(一行ですね)
具体的であること(何がどうなる)
わかりやすいオトクさ(得なきゃ損になる)
を盛り込みましょう。
飲食店を例に出すと、こんな感じ。

「ラーメン一杯頼むと半チャーハン無料」
「ラーメン一杯頼むと金額そのまま半チャーハン大盛り」
「ラーメン一杯頼むとラーメンもう一杯無料」
見ているだけで胸焼けがしそうなオトクさですが、
このような感じだと3つの要素が入った見出しになります。
意識してみてくださいね。
「2」,読み手の欲を刺激できている?
欲を刺激する、ってどうやるんだ? となりますよね。
ここでも、ある要素を入れ込んでみるといいでしょう。
欲しい、か失いたくない、か
想像してみてください。

「ラーメンを無料で食べられるチャンス」
「もう二度と食べられないかもしれないラーメン」
これは何かを得られる状況と、何かを失う状況を指しています。
これを具体的な状況に置き換えて考えてみましょう。
あなたは遅刻しそうになって街中を走っています。
大事な待ち合わせまであと5分しかありません。
そんなとき、ラーメン屋に声をかけられて
「おめでとうございます!
あなたが店の前を通った10000人目の方です。
記念に今からラーメンを一杯無料でプレゼントします!」
と言われたら食べますか?
「急いでんだよ!」
とラーメン屋の主人に怒鳴って、
待ち合わせ場所に向かって走り抜けませんか?
それとも、待ち合わせ時間まであと5分しかないのに
悠長に座ってラーメンを食べますか?
普通はしないのではないでしょうか。
これは無料で何かを得る機会があっても、
嬉しくなく、行動に移さない例です。
もう一つ。
ラーメン屋の前を通りかかったところ、
店の主人に言われた一言。
「今日でこのラーメンはもう二度と作れなくなるかもしれません」
と言われました。
何やら材料が手に入らないなどの事情があるようです。
「もう二度と食べられないかもしれないラーメン……」
そう考えると、食べてみようかな?
という気持ちが少し出ませんか。
別に普通のラーメンは他でも食べられるのですが、
このお店のラーメンは、
今この時を逃したらもう食べられないかもしれないのです。
これは失うことが嫌だ! という心理状態です。
そしてこの、
「何かを得る」と「何かを失うのが嫌だ!」は
もし同時に二つの可能性が出てきた場合、
「失うのが嫌だ」の心理の方が優先されるという特徴があるのです。
チャンスを得るより、チャンスを失う、
のほうが損した気分になるのですね。
つまり見出しでも、
損することを印象付けた方が
反応が良くなる傾向があります。
それを踏まえた上で、
次をお読みください。
9つの欲望
人には9つの欲があると言われています。
この感情のいずれか
(2つ、もしくはもっと沢山。
入れられれば入れられるだけ良いと言われています)
を刺激できる言葉を盛り込んでみましょう。
9つの欲を紹介します
時間(をかけたくない!)(を節約したい!)
努力(をしたくない!)
お金(を使いたくない!)(を得たい!)
富や名誉(を失いたくない!) (を欲しい!)
愛・性欲(を失いたくない!)(を満たしたい!)
快適(になりたい!)・不快(を避けたい!)
希少性(が気になる!)
好奇心(が気になる!)
反社会(が気になる!)
の9つです。
中には「得る」と「失う」の要素が
両方存在するものもありますね?
これらを刺激していく内容を複数入れると、反応率が高まっていきます。
要素は入れられるだけ入れられたらベストです。
沢山あるに越したことはありませんよ。
どんな風に活かしていけばいいかの事例は、
長くなりそうなので、別の機会にお話しいたしましょう。
見出しのポイントを押さえて書くと、反応率が大きく変わります。
色々試してみてくださいね。
今日もお読みいただきありがとうございました。
山崎