反応率が2倍変わる、文章でもっとも力を入れるべき部分
こんにちは。コピーライターの山崎です。
文章作成で一番重要な部分って何でしょうか?
「ある部分」に力を入れるかどうかで、
反応率が2倍も3倍も変わってくることは珍しくありません。
いえ、ある意味その部分に力を入れていない文章は、
全く読まれないこともあります。
読まれない文章というのは=存在しないのと同じ。
例え欲しい人がいたとしても、
欲しい人の前に「ぽんっ」と
物が置かれなければ手に取れません。
それは無いのと同じなのです。
そんな、文章作成で一番力を入れるべき部分はどこなのか?
ここではお話ししたいと思います。
反応が2倍変わる部分は「見出し」です
この見出しどうでしょう?
あえて大きく書いてみました。
今書いている前後の文脈よりも、
この見出しの方に視線が奪われませんでしたか?
見出しを目立たせるということは読まれる上で必須です。
目立たない文章で注意を引くことはできません。
ただ、目立たせた上でも気をつけることがいくつかありますので、
ご紹介していきます。
1,見出しの役割とは
見出しの役割はただ一つです。
本文を読んでもらうため! です。
当たり前に思われるかもしれませんが、
案外これが当たり前ではないんですよね。
人は努力した分だけ認めてもらいたいじゃないですか?
だから、がんばって書いた文章を(SNSやブログに)アップすれば
「当然読まれるもの」だと勘違いしてしまいがちです。
これはコピーライティングの原則の最初に存在する
「NOT READ(読まない)」に通ずる話です。
コピーライティングはまず、
この「読まない」との戦いから始まります。
いかにして読んでもらえるか?
それを考え始めると、
この「見出し」というパーツはとても重要なことがわかってきます。
見出しで興味を持てるか否かで、
その中身を見るかどうかが
決められてしまうからです。
つまり、見出しを工夫しなければいけない理由は、
本文の1行目を読んでもらうためです。
(そして1行目は、2行目を読んでもらうためにあります)
見出しにどんなことを書くと反応率が上がるかは、
別の機会に解説をいたします。
2,反応率が80%もダウンしてしまう、伝える順番について
見出しで伝える順番はとても大事です。
どんな文章でも大事なんですけどね。
見出しで伝える順番を間違うだけでも、
反応率が下がって伝わる文章も伝わらなくなります。
何をどの順番で言うか。
例えばこんな文章を例にして考えてみます。
「今日は朝から晴れだった。
昼から雨で、夕方には雨が上がって雲が流れ、夜には星空が見えた」
これだけ見たら、何の変哲もない普通の文章ですよね。
ただ、順番を変えたらこうなります。
「昼から雨で、夜には星空が見えた。今日は朝から晴れだったが、夕方には雨が上がって雲が流れた」
これだとどうでしょうか。
訳の分からない文章になっていると思いませんか?
これは、「今日は朝から晴れだった」から始まらなければ
意味が伝わらない文章の例です。
それと違うパターンで、大事なことを先に持ってくるのも重要です。
「見出しで差が付く、読まれる文章と読まれない文章にある3つのポイント」
「読まれる見出しに含まれる3つのポイントとは」
この二つの文章の場合、
だいたい下の文章の方が反応率が良くなる傾向があります。
ここで最も伝えたいのは、
「読まれる見出しには3つのポイントがあるんだよ」
ということです。
なので、なるべくこの3つのポイントを先の方に伝えたい所ですね。
特に注意すべきなのが、
見出しの後ろの方に大事なポイントを持ってきてしまうと、
尻切れして表示されなかったりします。
表示されなければ存在しないのと同じで、
反応率が大きく落ちる要因となります。
広告メディアに載せる場合、
文字数制限がある可能性があるので、
伝えたいことをなるべく先に持ってくるのがポイントですね。
ここを変えるだけで大きく反応率が変わる可能性もありますので、
伝えたいポイントをなるべく先に持ってくることを
意識していただくと、
また違った結果が待っていることもあるでしょう。
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
山崎