こんな売り方はやめよう!お店側の小狡さを感じる
今日は用事があって出かけました。
その用事を済ませた後、
「そういえば近くに、まだ一度も入ったことのないお店がある」
ということを思い出しました。
なので、せっかく近くまで来たんだから入ってみることにしました。
そうしたら驚いたのが、
初めて入ったら既にそのお店は
あと何日か後に完全閉店することが
決まっていて、
全品10%引きセールをしているという状況でした。
全品10%OFF?
完全閉店が決まっているため、
新しく入荷していないらしく、
食品はもうほとんど売り切れて残っていません。
残っているのは主に日用品や薬品などでした。
どうやら閉店のために売り切りたいらしく、
レジで全品10%OFF!と
店内の至る所にポスターで書かれていました。
ただ、商品の値段を見てみると、
「小狡い(ずるい)やり方だなあ」と
感じてしまったのが正直な感想です。
簡単に言えば、そのお店の体質というか
「お客様への対応の仕方がうっすら感じられる」
という感想でした。
何を感じたのか?
なぜ小狡いと感じたのか。
それは、
「10%OFFにしても
お店側はちっとも痛くない」
というのが
丸わかりな値段設定にしていた
というのがわかったからです。
具体的に言うと、
他店でだいたい140円くらいで
売っているものがあるとします。
この商品は近隣のどのお店に行っても、
だいたい同じ値段です。
なので相場が140円と考えても良いでしょう。
その閉店間近のお店では、
同じその商品を155円くらいで
売っていたんです。
他の売れ残っている商品も
一律同じような割高の値段設定です。
計算すればすぐわかることですが、
150円の10%引きは、15円引きです。
つまり、値引き後でも140円です。
そして、同じ商品が他店では普通に140円で
売っているわけです。
全く同じ金額になるわけですよね?
値引きして丁度、相場の金額になるように
しているところに、
一種の小狡さを感じました。
「閉店セール」というイベントを利用して
あたかも「10%安くしますよ!」と
言っている、でも実際は
「全く割引なんかする気はない」
という、その会社の体質が
見えてきてしまったわけです。
選ばれるお店は?
安く見せたいのなら、
「本当にお得だ!」
と思える値段設定でなければ
お客様には見抜かれます。
逆に、そのやり方に対して
否定的な感情を持たれてしまうこともあります。
安くやるなら堂々と安く売りましょうよ。
それができないなら
安さをウリにはしない方がいいです。
他の部分をウリにして販売していきましょう。
本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。