ホームランを狙わず、ヒットを狙う!
広告を作るときにやりがちなこと
広告を作るって
一大プロジェクトじゃないかと思います。
僕は広告業なので
普段から作る機会は多いんですけど。
でも一般企業で広告を作るのは
費用も投下するわけですし、
大きな仕事になってくると思うんですよね。
そんなときに陥りやすいのがこれ。
ホームランみたいな成果を期待してしまう
どういうこと?
と思われるかもしれません。
「ホームラン」と言えば
野球の話になるんですけど、
わかりやすくするために
あえてホームランという
野球用語で例えているだけです。
ホームランって打ったボールが
空高く、観客席まで飛んで行って
問答無用で得点になるという
素晴らしい打球なわけじゃないですか。
広告にもこれを求めがち。
「費用をかけるんだから
大当たりさせたい!」
まあ当然のことかもしれません。
大当たり=ホームラン、と
かけているわけです。
でもホームランを打つためには
並大抵の力では
そこまで飛ばせません。
全力でバットを振り、
渾身の威力で観客席まで
ボールを吹っ飛ばす必要が
あるわけです。
渾身の力で全力を込めている分、
精密に狙ったよきより
当たる確率も減ります。
広告も同じで、
ホームランを求めて
全力で尖りすぎた内容にしたりすると
外した時のダメージも大きいんです。
じゃあどうするのがいいのかというと
そこそこの「ヒット」を狙う
ホームランではなく
小さくてもいいからヒットを狙う方が
込める力が少なくても
そこそこの当たりとして返ってきます。
広告の場合はこういった
小さめのヒットを
小出しに狙っていったほうが
意外と気張らずにできますし
労力も少なくて済むことが多いです。
負担が大きすぎて
「もうやりたくない」と
なってしまうと
広告を出すのも続かなくなります。
いかに継続してやれるか、
という視点を持って
広告をやるのもけっこう大事です。
コピーライティング・オフィス
グリーンライト・山崎
今日もお読みいただき、ありがとうございました。